「家族何人で住むのか？」「一部を人に貸して収入を得ながら住むのか？」「建物を建てる地盤は大丈夫なのか？」「予算は合うのか？」「相続対策を考える必要があるのか？」など、お客様が建築を検討しようとされた動機や状況をお聞かせください。

ニカク工務店では、私たち工務店だけでなく、建築設計の専門家である有名建築家や相続の専門家である公認会計士・税理士、マンションやビルなど収益不動産の企画・計画をする専門家など、各分野のプロフェッショナルネットワークがあり、お客様が安心して建物づくりを進められるサポート体制があります。お客様のご要望やお考えを私たち専門家にお聞かせください。まずは「お問い合わせ」よりご相談ください。

具体的なお話になる前に、お客様の建物がどれくらいのコストで建つのかまずは確認しましょう。賃貸部分を組み込むのであれば、収支計画を立てて、事業として成り立つのかを確認します。
お客様のご要望やお考えをもとに、どのような建物になるのかを概略設計し、各分野の専門家が企画や資金計画を立てご提案させていただきます。

概算・資金計画にご納得いただければ、本格的なステップに進みます。建築家とともにお客様のご要望やお考えをさらに深くお伺いし、土地の法的条件などを確認し、平面図や立面図、イメージパースなどにより基本計画のプラン提案を行います。その内容にご納得いただければ建築家との設計・監理契約に進みます。（予算が１億円以上の場合、若干名の建築家からプラン提案を受けられるコンペティションを開催することも可能です。）

建築家との設計・監理契約には建物の設計図書（実施設計）を完成させるものと、建物を設計通りに完成させるよう監理するものが含まれます。設計・監理契約締結後は実施設計を作成していきます。

建築家が基本計画をもとに、建物の細部の仕様まで（キッチンや設備、建具や壁紙、照明など）お客様と詳細な打ち合わせを重ね、実施設計を進めていきます。仕様選定の際には、ショールームやインテリアショップへアテンドさせていただきます。実施設計は、工事内容や最終の工事見積を決定するために重要です。実施設計には「意匠設計」「構造設計」「設備設計」が含まれます。

実施設計をもとにニカク工務店ではＶＥ（バリューエンジニアリング：無駄な工程を減らすなど、建物の品質を下げずに最適化する方法）を行い、コストパフォーマンスが高いものがあれば柔軟に取り入れて、本見積をご提示します。

本見積にご納得いただければ、監理者（建築家）立会いのもと、工事請負契約を締結していただきます。その後、建築確認申請など行政への申請を行います。

確認申請が受理されたのちに、工事着工へ移ります。工事期間中は、ニカク工務店は工事を担当し、建築家は設計通りに工事が進むように工事監理いたします。その後、建物の棟が上がった時点で検査機関などの中間検査を受けます。

お客様立会いによる竣工検査、行政による完了検査などの諸検査を経て、お客様へ建物の引渡しを行います。

ニカク工務店は100年以上にわたり、地元で愛され仕事を続けてきた企業です。半世紀以上もメンテナンスし続けている建物もあります。建てたあとも「器具が故障した」、「ガラスが割れた」など、細部のメンテナンスが必要な際でも、地元だからすぐに対応することができます。だからこそ、建てたあとも安心していただけます。